たつのこの備忘録

非モテオタクの日常をつらつらと

仕事と病気(うつ病)の話

こんばんは。

 

前向きな話題を語りたいところですが、今日は仕事と病気の話になります。

 

私は地方公務員であり、大学卒業後そのままストレートにお役所に勤めることになりました。

 

地方公務員になった理由は、行政に少し興味があったからというのと、子どもの時から親から「公務員がええで」と言われていたからもあります。

 

大学時代の自分は自堕落な生活を送っていましたが、公務員になろうと決心してからは一念発起。大学受験の時のように勉強し、面接の練習もしたものです。

その際に甘酸っぱい経験もしたのですが、それはまた別のお話。

 

ともかく、入庁して新人の研修をした後、税関係の部署に配属されたわけですが、ここでいきなり公務員の現実を知りました。

 

まぁ市民からのクレームが多いこと!

 

仕方ないんですけどね。税に関しては快く思っていない方は多いと思うのと、金額によっては死活問題なので必死になる気持ちは分かります。

 

ですが、開口一番怒鳴られたり、窓口の机を蹴りつけられるのを見て「え、地獄かここ?」とは思いましたね。こちらのミスならともかく、基本的には法律に則って事務を行っているだけですからね。でもこれに関してはなんとか耐えてました。

 

とまぁなんだかんだ1年目の職務を乗り切り、2年目の半分行ったところで課内移動があり、別の仕事を任されたのですが…

 

見事上司ガチャに失敗(地獄の始まり)

 

その方に関しては今では何とも思っていませんが、体育会系の気質であり、他の職員がいる中で声を荒げていることが印象に残っていたので、印象は悪かったのです(仕事はできる方でしたが)。

 

最初はなんとかやれていましたが、申告の会場準備で手間取っているとその上司から大声で怒られてしまい(もちろん、他の職員さんもいらっしゃいます)、その後も怒鳴られることがちょくちょく起こり、無事精神崩壊。体調を崩し、休むことが多くなりました。

 

さすがに他の職員さんからも「可哀そう」「さすがにアレはない」と言われていたらしく、上司本人も反省されていたので、本件は穏便に終わりました。私も別に恨んではいません。

 

その後、3年目は職場の配慮もあってか別の係に異動。上司も穏健な方で「なんとかやれそうかな…」と思っていたのですが…

 

ありえないくらいケアルスミスの連続

 

これは完全に自分が悪いです。さらに、自分のミスのせいで別の職員さんが電話で怒られるということが起こってしまい。その方への申し訳なさやら自分の不甲斐なさやらで頭がぐちゃぐちゃになりました。その後、突然睡眠の不調、起き上がれない、仕事への恐怖心と言ったことが同時に起こり、流石におかしいと思いメンタルクリニックを受診。

 

結果、見事うつ病と判断されたのでした…

 

職場と相談し、病休を選択。年明けまで休み、職務復帰訓練を受けて3月に復帰しました。ちなみに、事後報告で親に事の顛末を告げたら、怒られました。あの時はうつ病に対して親の理解が得られていなかったと思います(今は父親からの理解は得られていますが、母親からは未だに根性論ぶつけられます)。

 

復帰後、無事異動が決まり、福祉関係の部署に行きました。そこでも厄介なお客さんはいましたが、特に体調を崩すことなく3年間を乗り越えました。

 

そして2回目の人事異動。前年に間接的に窓口の業務には行きたくないと希望を出していたのですが、そんな我儘が通るわけなく、窓口の最前線の部署に配属されました。

 

結果、うつ病を再発しました。

 

窓口業務の部署に配属された人事にも言いたいことはありますが、とにかく職場の環境が悪かった。後に病院の先生から教えてもらうことになったのですが、自分は騒がしいところがとにかく苦手らしく、窓口業務の最前線なので人が途切れません。怒鳴り声なんて日常茶飯事でしたし、市民と職員の話し声が絶えず聞こえてくるところでした。

そんなところで自分が対応できるわけがなく、配属数か月後に睡眠不調等が再発し、再び休むことになりました。

 

ここからはだいぶ話を飛ばしますが、その後復帰と病休・休職を繰り返しました。職場も一生懸命考えてくれて、係を変えてもらうなどしていただきましたが、無駄でした。とにかく職場がうるさすぎて自分のメンタルが耐えられなかった。

 

休職に切り替わったことで傷病手当もフルで使い、結果無収入の期間も多かったです。これに関しては父親に全てを打ち明け、できる限りの金銭的支援をもらいました。父親に言えなかったらこのまま自〇していたかもしれません。

 

今回はさすがに人事にも積極的に相談し、人事異動を強く希望していました。「今度は静かなところが良い」と。3月に入ってギリギリ復帰したことで異動対象になれたのか、5年かけてやっと異動することができました。今思えば、人事にもっと早く異動の相談をしていればと思わなくもないし、人事も気を利かせてくれれば良かったのにと愚痴をこぼしたくなってきます。

 

で、今年。今度は静かな場所に異動できました。なんとなくですが、僕は前課の休職で、出世コースからは外れたんだろうなとは思いましたが、新しい職場なので「今度こそは!」と気合を入れなおして仕事に行きました。同僚や上司も優しく、業務も覚えてしまえばそこまで難しくない感じだったので一安心しました。

 

が、悲劇は予想外の所からやってきました。

 

う〇こが漏れる。毎日漏れる。

 

いわゆる便失禁というやつですね。私まだ30代ですよ?トイレ行ったらお尻を拭いても拭いても汚れがとれず。結果パンツに漏らしてしまう。親にも相談して尿パッドをお尻の位置に装着し出勤する日々が始まりました。

 

しかしね、メンタルにくるんですよこれ。毎日毎日う〇こ漏らしながら仕事してる。匂いが外に漏れていないかとか、仕事に集中できなくなり年休を消化しながらなんとか日々を過ごしていました。

 

もちろんそっちの病院も受診し、大腸内視鏡検査を受けましたが異常なし。具体的な病名も言われず。整腸剤だけもらいました。念のため別の肛門科にも受診し、より効果のある薬をもらい、飲み始めることになりました。でも今思えば、これ何の病気なんだろうな?過敏性腸症候群の副産物とかだと色々とめんどくさいなぁ。いまだに判明していません。

 

で、その薬効果は見えたんですよ。漏れてる量も減りましたし、便も固くなってきた。食生活も決して良いとは言えないものの、ドカ食いは控えていました。「これなら治りそうかな…」と一安心していました。

 

が、ある日腹をくだし下痢になってから事態は急変。平日はとにかく下痢で毎日便失禁の状態に。命に別状ある話ではありませんが、多少持ち直していたメンタルが再び崩壊へ。睡眠状態はまだマシだが、疲れがとれず、職場に行く気が起きない。こうなってしまってはもうダメです。

 

こんなわけで、本日病院(メンタルの方)を受診し、先生から「とりあえず2週間は休んだ方がいいね…」と言われ、素直に従うことに。職場にも連絡し協議してもらったのですが、「2週間の休職はあり得ない。少なくとも1か月の休職になる」とのこと。明日診断書の受け取りやら自分の業務の引継ぎ等に行くことになります。

 

そんなわけで、最低1か月間は無職の生活になります。今は心の安定を最優先に努めたいところですが将来的な不安要素もたくさんあります。例えば休職ができる残り期間とかお金の問題ですね。今回は長く休む気はないのと、お金は最悪銀行カードローンを使ってその場をしのぐことはできるので、まだ良いです。

 

問題はこれからのことです。便失禁は未だ治る気配がなく、メンタル面についても「戻ってもまた悪くなるのでは」という不安感は強いです。公務員を辞めてしまおうかとも思いました。ただ、自分には資格等のスキルを全く持っていないのと、貯金がないので生活はかなり厳しくなります。障害年金は準備を進めていますが、受給できてもだいぶ先になるのと大した金額にはなりません。親も公務員を辞めることに関しては全力で止めるでしょうし。

 

なんか、自分の人生なんなんだろうなと思います。自分の同期は順調に仕事できているし、もちろんほとんどが結婚して子どももいます。やはり、どうしても自分と比べてしまいますよね。非モテはネタにはなるけれど寂しいですし、さらにうつ病というハンデ持ちですからね…

 

とりあえず、休んで自分の今後について真剣に考えておこうかなとは思います。メンタルに響かない程度にね。

 

 

 

あー、とりあえず〇にたい(これを言ってる内は〇なない)

 

 

今後はどうしようかなー。とりあえず趣味の話もしようかな?

それではまた。